2023.10.16

ニュース

一台 4 役の多機能ロッカー「マルチエキューブ」が稼働開始します!

  • 株式会社JR東日本スマートロジスティクスと東日本旅客鉄道株式会社は、「一台4役」の機能(予約・預入・受取・発送)を有する多機能ロッカー「マルチエキューブ」の開発を進めており、10月31日(火)の東京駅での初稼働を皮切りに、首都圏駅構内に年内に約10台(約9駅)、年度内には約100台(約90駅)を設置し、今後3年間で約1,000台を導入します。
  • 「マルチエキューブ」では一台4役のフレキシブルな対応により、それぞれの駅のお客さまのニーズに合ったサービスのご提供が可能となります。今後、設置エリアを首都圏以外の駅やマチナカへと拡大し、サービス拡充を目指します。
  • JR東日本グループは「Beyond Stations構想」のもと、駅の「つながる『暮らしのプラットフォーム』化」を目指しており、「マルチエキューブ」を通じて駅をお客さまの交流拠点から豊かな生活動線へと繋げると同時に、「物流2024年問題」におけるラストワンマイルなどの課題解決にも貢献していきます。

1 多機能ロッカー「マルチエキューブ」

(1)サービス名称

多機能を指す「マルチ」、「エキ(駅)」、ロッカーのボックスが「キューブ」であることから、サービス名称を「マルチエキューブ」としました。

マルチエキューブ

(2)ロゴ

多機能ロッカーを通して新しい世界への扉が開くことを表現するため、カラフルな扉が連なるイメージのロゴとしました。マルチエキューブのタッチパネル付近に本ロゴを掲出します。

2 機能概要

(1)4 つの機能が一台で完結、シームレスなご利用を実現

マルチエキューブでは「予約」「預入」「受取」「発送」の4つの機能を一台でご利用いただけます。目的に応じロッカーを使い分けいただく必要がなくなり、お客さまの身近な駅のマルチエキューブ一台完結でシームレスなご利用が可能です。また4つの機能はお客さまのニーズにフレキシブルに対応できるため、それぞれの駅のお客さまのニーズに合ったサービスをご提供できます。

マルチエキューブ外観(イメージ)
マルチエキューブ外観(イメージ)

(2)キャッシュレス決済でスムーズに

交通系IC カード、QR コード、クレジットカード※のキャッシュレス手段に対応し、スムーズに決済いただけます。なかでも交通系IC カードはお手元のカード 1 枚のみでご利用を完結できます。

※クレジットカード決済は機能実装に向け現在準備中です

・マルチエキューブはキャッシュレス決済専用です

・「QRコード」は株式会社デンソーウェーブの登録商標です

(3)その他

お客さまの荷物の預入/取出操作時を除いてロッカーの扉や投函箱の投入口を常時施錠し、お客さまにより安心してご利用いただける環境を整備します。

<マルチエキューブ:「一台4 役」の詳細>

  • 予約
    マルチエキューブのロッカーをあらかじめご予約のうえ、預け入れいただけます。
    ご予約は「To Locca」専用web サイトよりお願いします。
    予約URL:https://www.to-locca.com/
    ・「To Locca」はあらかじめ日時を指定してロッカーを予約できるサービスです
    (2020年3 月3 日プレスリリース https://www.jreast.co.jp/press/2019/20200303_ho03.pdf
    ・上記の「To Locca」対象ロッカーに、マルチエキューブが加わります
    To Locca
  • 預 入
    マルチエキューブでは決済後にロッカーの扉が開錠され、荷物を預け入れいただけます。
  • 受 取
    宅配物や各種EC サイトの商品をマルチエキューブでお受け取りできるようになります。
    ・JRE MALL の「ネットでエキナカ」(JRE MALL の商品をエキナカで受け取れるサービス)で申込いただいた「のもの」
    商品を、マルチエキューブでお受け取りいただけるサービスを 11月上旬頃より開始予定です。
    (JRE MALL の「ネットでエキナカ」
    https://www.net-ekinaka.com/shop/default.aspx
    ・宅配物のお受け取りやその他の EC サイトの商品のお受け取りは、機能実装に向け現在準備中です

3 設置場所

・下記3 駅への設置を皮切りに、今年度内には首都圏駅構内に約100 台(約3,000 口)を設置します。

設置場所

※上記場所の詳細は別紙1 をご参照下さい

  • 今後3 年間で約1,000 台(約30,000 口)を導入予定です。
  • お客さまのニーズを踏まえながら、配送事業者、EC 事業者等との連携を含めたサービスの拡充を図ります。
  • 「マルチエキューブ」が実現するサービスの将来像や利用シーンのイメージについては別紙2 をご参照下さい。
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